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冬至の日の山行は水ヶ宝形山

冬至の日、裏山の日の出の位置を特定しようと思ってましたが、丁度、火曜日でお休みに当たりました。お休みに裏山じゃ可愛そう。それじゃ、と言う事で、近くて雪があって、チェーンの要らない所。多分今年最後の山行になりそうです。
水ヶ宝形山、変わった名の山なので気になってました。ただ護摩壇山への林道が横を走り、何となく敬遠いていましたが、今回の条件にぴったしです。不動の滝、闇夜峠(ヤミヨトウゲ)などの名を聞くだけでワクワクします。

雪

山域:国土地理院2.5万分の1「紀伊清水」
山名:水ヶ宝形山
標高:1063.3m
日時:2009/12/22
単独


マイナーと言おうかマニアックと言おうか、ネット検索にも余り出てきません。
僅か山行記録が有っても、紀伊清水の峠よりの取り付きです。私は今回、有田川ダム下支流、四村川の源流より取り付きます。
この四村川の付近に友人が居りまして、不動の滝が良く話題に出ていましたので、予てより、その源流付近も覗いてみたく思ってました。
不動の滝の滝上より北の尾根を突き上げ標高820より根上を東に水ヶ城山へ。ここで、滝上に上がれるか、820m迄の尾根を通せるか。この2点が問題です。現地に行って地形を見ないと解りません。
四村川、二澤地区の最後の民家の前のコンクリート道は見事にシルバーに光ってます。もう8時ですが外気温は-3度です。ゆっくりと車を進めます。一応タイヤチェーンは積んでますが。
ここからダートの林道です。凍結スリップの懸念は一応、大丈夫でしょう。

林道は思いの外 時間が掛かりました。結局、出発したのは9時でした。
地図には載ってますが実線の林道は途中で切れてます。丸太橋が雪に覆われてます。この林道の終点より石垣の積まれた古道に入ります。途中何カ所も土砂ってます。細心の注意が必要です。新しい道を付け替えたのか上下に道のあるところも有りますがいずれも崩壊してます。徐々に高度を上げて行くと木々の間に滝が見えてきます。よく解りませんが30m~40M程の落差があるようです。やはり不動の滝です。10分も回り込むとあっけなく滝上に出ます。ま、この方が有り難いですが,友人より滝上への道が崩れていると聞いていましたので拍子抜けです。
大、小二つの祠があります。小さいですが高台にきっちりと祀られています。昭和57年頃大きい社に改修されたのか、寄進者の名前が書かれてます。祠の扉を明けるとお札が供えられてます。よく解りませんが「地」「龍」の字が読み取れます。

祠


不動の滝までと思っていた古道は未だ続きます。祠への参道と思ってましたが、左の平らな尾根の端に廃小屋がありますし、これはやはり林業の為の道でしょう。
それにしても美しい尾根端です。これなら取り付けるでしょう。
でも、伸びている古道が気になります。こういう場合、その行き先が気になります。単独行でルートを外すのは危険があります。でもやはり誘惑に負けてしまいます。古道を進みます。川に近づき道が流されその向こうに又道が現れます。
終にものの見事に道は消えました。おそらく先に又道は現れるでしょうが、これ以上の時間のロスは許されません。ましてや今の自分の現在地も定かに確定できてまん。今なら未だ尾根に取り付けます。今の位置ならおそらく尾根上の700mから800mに上がれるでしょう。谷を避け、方位を北寄りに取り、木に捕まりながらの急登です。しばらく登ると明らかに獣道ではない人の踏み跡が現れては消えます。昔の作業道のようです。又40~50m直登します。今度は間違い無しに古道です。トラバース気味に東に登って行きます。それも標高650mの谷間で完全に崩落です。何本もの樹木も流されて横たわってます。何とか越せましたが先に道も見あたりません。やむを得ず、左に登ります。

崩壊


上に尾根の斜線が見えてきます。
本物の尾根に乗れました。取りあえず一安心です。かなり回り道をしているでしょうが、何処に出るか楽しみです。

尾根上に測量杭が出てきます。更に行くと分岐です。4等三角点があります。地形と高度よりおそらく標高820の地点でしょう。11時です。休憩です。行動食におにぎりを一つ。冬至の今日、時間は大事にとっておいて、昼食は闇夜峠と決めました。

水ヶ宝形山


尾根上は雪が深くほぼ靴が埋まります。一時間足らずで山頂下の林道です。誰も歩いていない真っ白な新雪です。今日初めての見晴らしです。北側180度が見渡せます。

北遠望


山頂は自然林に囲まれた狭い場所です。四方より尾根が上がってます。宝形とは寺社の屋根の形を言うそうです。名の由来は解りませんがこの方丈の山頂の形から来るものと勝手に解釈しておきます。

山頂


下山は楽です。自分の足跡を踏んで行きます。境界尾根で登山者テープは皆無ですが、測量テープが嫌と言うほど付いてます。読図の甘さから下山時2度この測量テープに騙されます。今日は820mピークと闇夜峠手前の道迷いの2度、GPSを参照しました。又、後日報告いたします。

自然林の少ない植林ばかりの山ですが、今年初めての雪の山行でしたので楽しめました。読図にも楽しいものがありました。ただ古道は至る所で崩壊してますので注意が必要です。時間的には道迷いやら、遠回りでかなりのロスがありましたので、旨く行けば最低1時間の短縮は可能だと思います。GPS Mapの方ですが一部、修正してますの自己責任でよろしくお願いします。


経過時間:P(8:45)-祠(9:30)-820(11:00)-水ヶ宝形山(12:00)-820(12:40)-闇夜峠(14:00)-林道(14:40)-P(14:50)
     合計06:07
累積標高:1156m
沿面距離:9.347m
Gps Map:今回谷間は修正していますので参考程度でご覧下さい。


このブログで使われている地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の測量成果を使用したものです。(承認番号 平20業使、第437号)












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テーマ:登山│ジャンル:スポーツ
低徘記 | トラックバック(0)2009/12/23(水)14:19

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